
年末の買い物も終えて、家路に着く時に突然「・・・シベリアが食べたい。」と夫婦で思い立ち、ヨメがおせちの準備をしている間、ヒメを抱っこして隣町のスーパーへ足を伸ばす。
シベリアとは、カステラに羊羹を挟むという和菓子なのか、洋菓子なのかわからないけど、とってもおいしいお菓子(菓子パン)なのだ。ヨメもオレも、これが結構好きなのだが、なかなか置いてあるお店がないのが盲点。
スーパーに着くと、カニや寿司などお正月商品など目もくれず、パン売り場に一直線。そして、あったっ!シベリアがあったっ!感極まって、抱っこしている娘に「ヒメ!シベリアあったよ!シベリア!」と呟く。大晦日に赤ちゃんを抱っこして、パン売り場で独り言のように、意味不明な言葉を呟く男。怪しすぎる(笑)
そして、グルグルとシベリアを片手に店内を見る。途中、女の店員に不思議そうに見られる。・・・そりゃ大晦日に赤ちゃん抱えた男が菓子パン1個持ってフラフラしてたら不思議だろうなぁ(笑)
結局、他に何も買う物もないので、レジへ。・・・大晦日の混んでいるレジで菓子パン1個買うというのは、ちょっと恥ずかしい。。。しかも、このスーパーは、レジ袋を買わないとくれないという事実に並んでから気付き、レジ袋にお金を払うのもしゃくなので、菓子パンを片手に抱えて、家路へ着く。(当然、周囲から見たらおかしな図なのはわかっているけど仕方なし・・・)
28歳の大晦日。菓子パン1個買う為に、なんだかいろんなモノを犠牲にしたようが気がするけど、まぁヨメが喜んでくれたし、おいしかったからいいかな。
というわけで、山田家は今年から「大晦日にシベリアを食べる」というのを恒例の行事にしようか構想中。・・・大晦日ってもっと他にやるコトあるような気がするけど、まぁいいか。