去年からヨメが聴き始めてからヤマダ家では「SEKAI NO OWARI」通称、「セカオワ」がお気に入りとなった。車での音楽はいつもセカオワだし、年末のカラオケも最近はほとんどセカオワ。長期休みの時には、ヨメとふたりで夜にお酒を飲みながらライブDVDを観るコトもあり、いつかライブに行きたいと思っていた。
すると、ヨメが応募した日産スタジアムでのライブが当選して、家族で行けるコトに。セカオワのライブは、その演出がスゴいのでホントに楽しみにしていた。

ただ、ライブは夜からなので出掛ける前にお昼寝をしてしまった。カワイイ。が、家を出なきゃいけない時間になっても起きないのでちょっと焦った。

家族全員でフェイスペイント。子どもたちは浴衣。夫婦は、ライブTシャツを用意。実は、オレは過去にメジャーデビューしているミュージシャンのライブって行ったコトがないので、どんななのか全く分からず(笑)たどり着くまで通りすがりのおばあさんに「あら?お祭りなの?」とか女子中学生から冷たい視線を浴びつつ会場にたどり着いた。ライブDVDを観る感じだと仮装が普通なのかと思ってたけど、実際そんな多くなかった(笑)

会場に入ると「いよいよ」という感じ。本当ならば、外にたくさんあるショップとか巡りたかったのだけど、時間がなかった。でも、会場の雰囲気は熱気が強くてワクワクした。会場に入る時に、DVDで見ていた「スターライトリング」を渡されてテンション上がった。

ライブ会場は、巨大樹の上に作られた街、「Twilight City」がセットとなって魅惑的な雰囲気を作り出していた。ライブは始まるまでにちょっといろいろと時間が掛かったのだけど、スゴい熱狂でスタート。席からはかなり遠いので、ディスプレイ上でしかメンバーの顔が見れなかったけど、あそこに本物が居るんだと思うとちょっと変な感じ。

「ファンタジー」で汽車の上にFukaseとNakajinが乗って1周。ウォーターキャノンと呼ばれる巨大水鉄砲も発射されて、ちょっとディズニーっぽい感じだった。

「Death Disco」でのプロジェクションマッピングはもう世界観が最高にマッチしていた。

セカオワのライブは、撮影がOKなのも魅力。演出に力を入れているので、それを宣伝してくれるのはむしろ歓迎なのだと言う。こういう過去の世界観をぶち壊す感性もファンが増えたひとつの理由だと思う。

巨大樹は、オブジェとしてだけでなく、メンバーが上に登れるようになっていて、その上で曲を披露したり、曲に合わせてライティングの役割をしたりと、もの凄い存在感と世界観だった。2日間だけのライブでなくしてしまうにはもったいないくらい。

写真では上手く撮れなかったけど、「ムーンライトステーション」では汽車が飛んで星を降らせる演出。これは、2日間のライブの2日目でしか飛ばなかったそうだ。

ヨメも心底楽しんでいたし、子どもたちも人生初のライブを満喫した様子だった。久々に血が沸騰するみたいな感覚となったライブだった。
セカオワは、ライブの演出などもスゴいのだけど、やっぱりSaoriちゃんのピアノがオレは好きで、どの曲でも彼女のピアノの音を探して追うのが好き。もちろん、Fukaseの声も、Nakajinのギターも好きだし、LOVEのパフォーマンスもいいんだけど、バンドにキーボードではなく、Rolandのピアノを楽しそうに弾く姿は正直たまらんのです。
今回のライブでは、彼女の演出でどうしても飛ばせたかった汽車が飛んだ時の顔と、Fukaseが「でも、僕はこの日本で一番大きなステージに立ってます!」とMCで言った後の顔。この時のSaoriちゃんの顔は良かったなぁ。彼女のライブでの顔は、ミュージシャンっぽくなくて、会場にいるお客さんと近い顔をしているので、とても親近感が湧くのです。
2016年の全国ツアーも、ヨメが応募して当選したので、次回のライブも楽しみたい。ありがとう!セカオワ!